時間と労力

わたしには、どこまでも果てしなく深く、内省的に掘り下げる能力が、あまりない。
ちょっと反省しているフリをしているものの、顔は日本的だが、思考回路は、実は、ラテン系だ。

ぐじぐじ、しょうもないことに囚われ、ぐるぐる同じ場所を何回も回っていたり、
そういうパターンには、よく陥る。
時間と労力の消費以外の何ものでもない。
本人は、考えている、熟考しているつもりなのだが、
じつのところは、事態が動き、出るタイミングを計っているだけだ。

あまり、深くモノゴトを考えられない、脳ミソを持っているようだ。
もっと、もっと、浅い考え方の人もいると思うけれど、
考えたって、考えなくったって、結果は、また別ものだったりする。
なるように、なる。

最悪の事態を想定し、回避する策を講じ、状況に応じた最善策を練るのがベストだろうけれど。
一生懸命、考えようとするのだけれど、
どうも、ラテン系がジャマして、トマト投げで大はしゃぎ、みたいなノリになってしまう。

やるだけのことは、やった。
あとは、天命を待つのみ。
そういうことが、できない。

やるだけのことは、やった。
ただ、そのやったこと、内容、レベルは、けっこう、幼稚で、小さくて、え? なんだ、それ?みたいな中身で、
人には、絶対言えないような、奮闘ぶりで、ドジぶりで、
小さいところを、キャンキャンと駆け回っているだけ。
本人は、頑張っているつもりなのだが、あまりにも、傍目からみると、頑張っていないように見える。
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